北欧テキスタイルの総本山!ユンバリ ハンドプリントの工場見学♪
こんにちは。
ルネ・デュー社長の八木です。
今日はボラスコットンの社長と夕食をして、飲みまくってフラフラの状態ですが、
頑張ってブログします。
今日は ユンバリ、ハンドプリントの工場見学です。
内緒ですが、スベンスクテンやアルテックの生地も実はここで印刷しているんですね。
創業1830年で歴史のある北欧の数少ないプリンターです。
工場の敷地は2万平米以上!
まずは今回泊まっていたホテル。ボロースのベストウエスタンホテル。
ここのロビーで9時にユンバリの方と待ち合わせです。
待ち合わせの時間まで待っているときに撮った写真。ミルクの会社ですかね。
ボロース中心部から15分ぐらいですかね。
ユンバリに到着!
ここが事務所です。
事務所内部
少し話をして、早速工場見学!
色の元になる原色の樽です。
この機械で調合します。
アップがこんな感じ。それぞれの管から色を出して、混ぜていきます。
これがかき混ぜる機械。この機械で混ぜた色をかき混ぜます。
後ろに写っているのが混ぜ合わせる管ですね。
混ぜる機械のアップ
混ぜ合わせた色です。
ちゃんとした色が出るまで作り直します。
ちゃんとした色が出るまで作り直すのは平均で2~3回らしいです。
この作業を出来る職人さんは5~6人しかいないようです。
こちらは生地の大元の元反です。
この生地を洗って伸ばして乾かしてからプリント作業に入ります。
その作業は工場見学の後半でしたので、そのとき説明しますね。
2週間も掛けて真っ白にします。
上に上がるとハンドプリントの工場でした。
一番遠いところにお二人写っているののが作業をしている場所です。
この台は65mあります。
テーブルの上は暖かくして、色をつけた後すぐに乾きやすくしてあります。
色を塗るのは1リピート(1柄)飛ばしてプリントしていくので、1色プリントするのに
2往復します。手間の掛る作業ですよね。
こんな感じで、2人1組で作業を進めます。
色を少しづつ足しながらします。
色が塗れたところは番号に色が付いていきます。
1番から順番に色を落としていきます。
プリントした色は一回一回目視で丁寧にちゃんとプリントされているか確認します。
スクリーン(版)を交換している作業
1色づつ塗っていくので、1色塗り終わるとスクリーンを交換して、次の色のスクリーンをはめます。
使ったスクリーンはすぐに洗われます。洗う専用の機械です。
洗ったスクリーンを乾かしている様子。
この作業で、1日180mをプリントするのがやっとのようです。
どうりで高いわけですよね。ハンドプリントは。
ハンドプリントの次はスクリーンプリント(フラットプリント)
ハンドプリントでは1個だった機械が多数ある感じ。
ハンドプリントよりはかなり工程は楽になるがどうしてもこだわりの発色を出したければ、
これでは無理のようです。リピートが大きな場合はこちらでしか無理みたいです。
また最低ロットがハンドプリントは65mに対してこちらは100m
次はスクリーンを作る工程です。
したの写真は柄を入れる前のスクリーン
こんなフィルムを作って、あわせながら作っていきます。
フィルムの束
この機械で柄をフィルムに焼き付けてフィルムを作ります。
写真みたいな感じ。
特殊な光が部屋を包んでいます。
この機械で焼いたフィルムを1日かけて乾かします。
女性が指差している部分が色が付く部分です。
こちら出来上がったスクリーンです。
いろんな有名な柄のスクリーンが保管されているライブラリーです。
工場見学を進めているうちに最後の色が塗られていました。
しかもメロディーのプリントしているときに出くわすなんて、ラッキーすぎ!!
↓の写真ですが、1リピート(1柄)を飛ばしながら印刷している様がよく分かりますよね。
重なる部分が滲んだりしないようにわざわざ飛ばし飛ばしに印刷しているんですね。
次はロータリープリント。
今では一番一般的なプリントの方法です。
一番安価ですが、ロットが最低300m~で大きいのと、発色はハンドプリント、スクリーンプリントには
かないません。
自動的に色を吸い上げて、
このロータリーの中に流し込みます。
今刷っているのは2色でした。
ちゃんと出来ているか確認の目が光っています!!
最高で8色まで対応できるようです。
はい終わり。
刷られた生地は機械の後ろからこのように出てきます。
出てきてこんな感じで、下にたまります。
印刷が終わったロータリーはすぐに洗浄されます。
なんと!ロータリーの在庫は8000本以上!!!すごいですよね。
皆さんがよくご存知の柄も多数あります。
一本抜いて見せてもらいましたら、たまたまカタリナのロータリーが!!!
表面を触らしてくれたら、プニュプニュして柔らかかったです。
ロータリープリントは1時間で約300m印刷できるようです。1年間では100万メーター1台で
プリントしています。
↓の機械はプリントした生地を洗ったり、スチームで色を定着したりする機械です。
この工程で縮みを防いだりもします。全工程180mぐらい。
↓は最初に言っていた、元反を延ばす作業。
耳に穴が空いているのはこの作業のときに引っ張ったりするときに抑える時に穴が空きます。
吸い込まれて・・・
伸ばして・・・
こんな感じで出てきます。
この工程を2回かけて元反をきれいにしますよ。
最終の検品→ロールへ
お姉さんが写真を撮ってるので、笑顔で作業中です♪
完成!あれ・・・アルテックのシエナが!!(驚
生地の出荷前の状態。
う~ん。見たことがあるブランドのロゴが・・・
何処もここでプリントしているんですね。
工場の外観
工場外のお庭。超オシャレ!!
プリントには一番大事なお水。すごく綺麗な川が流れています。
ちなみにのこの川の水を染料に使っています。
川が建物の一部の下に流れていて、そこで、水を汲んで使っています。
川が氾濫したら、床上浸水になって大変らしいでよ!
工場見学が終わってからパイをご馳走になりました。
その後に、新柄の紹介♪
また紹介しますね。
今回色々紹介してくださったカミラさん。
送り迎えも車でしてくれました。ありがとうございます^^
このわんちゃんは行き帰り車で一緒でしたよ。
イエテボリの駅からマルメヘ
この電車で行きました。3時間ぐらいかな。
マルメでボラスコットンの社長にご地層になりました。
超オシャレなレストラン。
スウェーデンのビール。
このロブスターがすごくおいしい!!
ロブスターって恐らく初めて?
カニと味が似ていて、グッドテイスティー!!
白身の魚
デザートのアイスクリーム
明日はボラスコットンに訪問です。
その後、雨じゃなくて時間が有れば、マルメを観光したいと思います。
その後はコペンハーゲンに移動します。
動画のページはこちら↓後日記載
http://ameblo.jp/lune-deau-jp/entry-11358497138.html
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